『「捨てる!」快適生活』飯田久恵著を読んでみました。
その中に「捨てなくても片付く方法」はないの?
という項目がありました。モノは大きさと重さがあるという性質上、空間を占めます。そしていらなくなった時には、重さがあるので運ぶのに難儀をします。
飯田さんは、「捨てなくても片付く方法」を6つ考え出したようです。
① サイズを小さく変えられるモノは変える。
例えば、CDをミニディスクに。布団は圧縮袋に。液体は濃縮になっているものに。本、ビデオ、CDなどはケースをはずした収納にする。単行本は文庫本に。パソコンを活用する。
② 入れ子収納にする。
大きなバッグの中に小さいバッグなどを入れる。ただし、これは中のモノが見えないので、死蔵の原因をつくりかねません。
③ 家具、または物入れをつくる。
これは部屋が狭くなるか、敷地内に物置をつくるとなればどうしても庭も狭くなるのは覚悟しなければなりませんね。
④ 増改築して、家を大きくする。またはトランクルームを借りる。
これは大きな出費になりそうです。増改築をしてまでモノに執着するかということになります。思い出のモノはそんなにたくさんはないはずです。
前回の記事「いる・いらない・迷い・移動」で判断していけば少しでも処分できるものが出てくるはずです。
⑤ 出し入れをこまめにできる人になる。
きっちりと積み上げると、片付きます。しかし、中間になっているモノを取るとき、また入れるとき、こまめにきちんと出す、戻すをしなければ、一度使っただけで崩れます。
⑥ スッキリした清潔な住まいは似合わない。と開き直る。
この6番のように開きなおってしまうと、
床にモノを置いたり、積み上げたりします。四角い部屋は丸くなり、掃除が隅々にまで及びません。
この6つのことからも「捨てなくても片付く方法」はなさそうです。③や④だとお金がかかりすぎます。
モノが増えないように工夫するとともに、捨てたり、フリーマーケットに出したりして処分するしかなさそうです。